外壁塗装依頼時は保証書を取っておこう!注意点を詳しく解説!

 

外壁のひび割れや色あせがあるので、塗装を依頼したいという方もいるでしょう。その際は、保証書を必ず取りましょう。保証書を取らずに契約してしまうと、施工後のトラブルに対処できない可能性があります。保証書をきちんと交付してもらうことで、施工箇所に欠陥があった場合に、業者が対応すべき証拠となります。ただし、保証書があっても、保証を受けられない状況もあることにも注意が必要です。今回は、外壁塗装を依頼する際に知っておきたい保証書の重要性について解説します。

1.外壁塗装の保証書を出してもらおう

外壁塗装の保証は、必ず書面で取得しましょう。塗装業界では、契約や保証が口約束で済まされる場合もあります。しかし、口約束は後々トラブルの原因となる可能性があります。塗装後に欠陥が発生した場合、業者が「口約束だから保証できない」と主張する可能性もあります。保証書をきちんと取得しておくことで、さまざまなメリットがあります。たとえば、保証範囲や条件などの解釈について、業者と共通認識を持つことができます。また、保証書が証拠となるため、業者との水かけ論を避けることができます。
このように、保証書は施工やアフターケアのために非常に重要です。外壁塗装でトラブルを避けるためには、保証書をきちんと取得してくれる業者に依頼しましょう。

 2.外壁塗装の保証書のポイント

外壁塗装の保証には、いくつかのポイントがあります。まずは保証範囲を確認しましょう。とくに工事保証は重要です。保証書を取得する際の注意点をまとめました。

2-1.保証範囲をしっかりとチェック

まず、保証範囲を確認しておきましょう。施工不良が発生した場合に備えて、業者はあらかじめ保証範囲や条件を定めています。書面で確認して、不具合を修理してもらえるケースを見極めましょう。たとえば、外壁塗装工事では、塗膜剥離やふくれなどが対象となります。
しかし、業者によって基準は様々です。公式サイトや打ち合わせを通じて、トラブルが発生した場合の対応を決めておきましょう。外壁塗装で保証書をもらうときは、対象範囲のチェックが欠かせません。

2-2.最低でも工事保証は取っておこう

外壁塗装には工事保証がありますので、必ず書面で保証書を受け取っておきましょう。工事保証は、塗装工事に不具合があった場合に、施工店が修理や再施工を行うものです。書面があると、業者に不具合の修理を依頼しやすくなります。
保証内容は、施工店や工法によって異なります。保証範囲や保証期間を必ず確認し、トラブルに備えておきましょう。保証書は、アフターケアを受ける際にも必要となるため、大切に保管しておきましょう。

3.外壁塗装で施工保証ができない場合

外壁塗装で保証書を受け取ったとしても、アフターフォローを受けられないケースがあります。依頼企業の倒産や、保証制度の免責事項が代表的な例です。また、塗料の不具合については、メーカー保証が適用されない可能性にも注意が必要です。それぞれの詳細を、以下でまとめます。

3-1.依頼企業が倒産した場合

依頼企業が倒産した場合、保証を受けられない可能性があります。保証書を受け取っていれば、倒産を知ったときに保証内容を確認しましょう。業者によっては、倒産後も保証が適用される場合があります。依頼企業の倒産後も保証が続くかどうかは、塗装保証制度によります。

例えば、建築産業専門団体連合会が提供する「長期性能保証制度」では、最長10年保証が適用されます。また、日本塗装工業会が提供する「ペインテナンス」では、最長5年保証が適用されます。これらの保証制度は、加盟企業の倒産後も、不具合への保証に対応できます。

保証書を受け取る際は、それが公的な保証事業によるものかどうかを必ず確認しましょう。公的な保証事業による保証書であれば、依頼企業が倒産しても保証を受けられる可能性が高くなります。

 

3-2.保証制度の免責事項に当てはまる場合

 保証書を受け取っても、免責事項によって保証を受けられない可能性があります。業者は、保証対象外となる状況を書面で定めている場合があります。そのため、依頼者は必ず免責事項をよく読み、理解しておきましょう。

例えば、天災や火災などの不可抗力、車の衝突などの人為的要因、住人の管理不行き届きによる不具合などは、保証の対象外となる可能性があります。このように、保証制度があっても、状況によっては保証を受けられないことがあるため、注意が必要です。

 

3-3.塗料関連ではメーカー保証を受けられないことがある

塗料の欠陥については、基本的にメーカー保証は期待できません。そのため、トラブルを避けるには、依頼段階で信頼できる塗料メーカーを決めることが重要です。

例えば、塗料がはがれてしまった場合、その責任が施工業者なのか、塗料メーカーなのか、外部環境なのかを判断するのは難しいです。原因特定が難しい場合、保証書があってもフォローしてもらえない可能性があります。

この対策として、あらかじめ信頼できる塗料メーカーを調べておき、その塗料を使う業者と打ち合わせるようにしましょう。信頼できる塗料メーカーを使う業者であれば、トラブルが発生した際にも、適切な対応をしてくれる可能性が高くなります。

 

4.まとめ

外壁塗装を依頼する際は、必ず保証書を受け取るようにしましょう。施工不良があった場合、保証書があれば、条件内で対応してもらえます。保証書がないと、トラブルの原因や対処法がわからず、ダメージを直してもらえない可能性があります。泣き寝入りを避けるためにも、保証書を出してくれる業者を選ぶことが大切です。

 

「株式会社しろくま」は、外壁塗装を専門とする会社です。お客さまの住宅事情を第一に考え、手厚いフォローをさせていただきます。外壁でお悩みの方は、ぜひご相談ください。

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