外壁塗装をDIYでおこなう方法や注意すべきポイントとは?詳しく解説

外壁塗装をDIYでおこなう方法や注意すべきポイントとは?詳しく解説

外壁塗装は定期的に行わなければならないものです。一般的には業者に依頼するケースが多いものの、DIYでおこなうことも可能です。近年ではDIYが人気を集めていますので、この機会に挑戦したいという方もいるかと思います。しかし、どのようにしたらいいのかわからない方は多いでしょう。

そこで今回は、外壁塗装をDIYでおこなう方法や注意すべきポイントについてご紹介いたします。

1.外壁塗装をDIYでする方法

外壁塗装をDIYでおこなう場合ですが、基本的には以下のような流れになります。

1-1.壁の洗浄

まずは外壁の表面をきれいに洗浄するところから始まります。ついついいきなり塗装を始めようとしてしまいがちですが、外壁が汚れているママでは塗料がうまく密着しません。外壁は思っている以上に汚いため、高圧洗浄機などを活用して、徹底的に表面の汚れを洗い流しましょう。

1-2.壁の補修

続いて壁の補修作業を行います。外壁塗装をする場合には、経年劣化等によってクラック(ひび割れ)などが発生していることが多い傾向にあります。そのままでは外壁としての耐久性が非常に下がりますし、塗料が浸透してしまう恐れもあるのです。コーキング剤などを使用して、補修作業を行いましょう。

1-3.養生

塗装をすることで、塗料を付けたくない部分にも意図せず付着してしまうことが考えられます。それを防ぐために、養生を行いましょう。窓や室外機などにもしっかりと養生することで、塗装後の仕上がりにも差が出ます。

1-4.塗装

あとは塗装を行うだけです。塗料と外壁材がしっかりと密着するように下塗りから行います。しっかりと塗料が乾燥したら、中塗り作業を行いましょう。再び乾燥したら、最後に仕上げとなる上塗りを行って塗装は完了です。

2.DIYで外壁塗装をする場合に必要なアイテム

DIYで外壁塗装をおこなうのであれば、以下のアイテムを用意しておくとスムーズに行うことができるでしょう。

2-1.刷毛(はけ)

まずは刷毛(はけ)です。塗装と聞いて真っ先に思い浮かぶアイテムでもあるでしょう。塗料を付けて塗るためには不可欠です。外壁塗装の場合には、塗装する面積が広いため、基本的には細かい部分などを塗装するために使うことになります。養生との境目や、段差になっている部分などで活躍します。

「筋交い刷毛」と「平刷毛」があり、筋交い刷毛は柄の部分が途中で折れ曲がっているため細かい部分の塗装に向いています。平刷毛は広く塗る際に役立つアイテムです。どちらも用意しておくといいでしょう。

2-2.スプレーガン

トリガーを引くことで塗料を散布することが可能なアイテムが「スプレーガン」です。エアーを使うものと使わないものがあり、エアーを使うタイプはいわゆるプラモデルの塗装に使うものをイメージするとわかりやすいでしょう。エアーによって勢いよく噴射できますが、その分無駄が多いという特徴があります。エアーを使わないタイプは塗料そのものを圧縮して噴射する仕組みとなっており、飛び散りにくいため使いやすいのが特徴です。

2-3.ローラー

外壁塗装においてメインで使用することになるのがこのローラーです。外壁に対して塗布した塗料を、ローラーを使うことで伸ばして均一にします。外壁のように面積が広い塗装では非常に活躍するアイテムです。ローラー部分の素材には基本となるウールのほかに、マスチックと言うタイプも存在しています。模様をつけたりすることも可能となりますので、どのような仕上がりにしたいかによって使い分けることもあるでしょう。

3.外壁塗装をDIYする際の注意点

一見楽しそうに思えるDIYでの外壁塗装ですが、以下のような注意点が存在しています。

3-1.危険が伴う

外壁塗装は建物全体に対しておこなうものになるため、足場やはしごがなければ届かないような場所も当然塗装することになります。6〜7mほどの高さでの作業になるため、実際にDIYで外壁塗装をおこなった方で、バランスを崩して怪我をしてしまった方も少なくありません。知識や経験がないことが、怪我などの危険につながってしまうのです。

3-2.耐久性に難がある

専門知識がない方がおこなう塗装作業では、耐久性に難があります。塗料自体は業者と同じものを気軽に手に入れることが可能ですが、塗装はしっかりと決められた配合などに沿って使用しなければ性能を発揮することができません。塗料自体の耐久性も一般より短くなってしまいがちです。その結果、通常よりも短いスパンで再塗装をしなければならなくなってしまうでしょう。

3-3.時間がかかってしまう

DIYですと、完了までに時間がかかってしまう点も注意しなければなりません。プロが工事期間中に集中して作業を行うからこそ早く完了します。休日等の空いた時間を活用したとしても、完了までには時間がかかってしまいます。2ヶ月近くかかってしまうことも珍しくないため、その間は建物を危険な状態のままにしてしまうことになるでしょう。

4.まとめ

まとめ

外壁塗装はDIYでも可能ですので、興味がある方はチャレンジしてみるのもいいでしょう。しかし、品質はそのまま建物を守ることに直結します。イマイチな仕上がりになってしまうと、建物自体の耐久性を下げてしまうことに繋がります。失敗を防ぐためにも、プロである業者に依頼するというのが一番おすすめです。

「株式会社しろくま」は、リフォーム全般の施工を得意としております。経験豊富な職人による丁寧な施工が自慢です。外壁塗装に関しても、確かな品質にご満足いただけることでしょう。再塗装の時期を迎えた場合など、外壁塗装をお考えでしたらまずはお気軽にご相談ください。

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