家を守るために欠かせない「外壁塗装」の役割やメリットとは？詳しく解説

1-1.見た目を美しく保つ

1つ目の役割は「見た目を美しく保つ」というものです。外壁塗装と聞いて多くの方がまず連想する役割かと思います。外壁は家の見た目に大きく影響する要素となりますので、カラーなど好みのものにされる方が多いです。色次第で建物の雰囲気が決まってしまうといっても過言ではありません。外壁材との組み合わせによっても見え方は変化する部分となります。

1-2.建物の耐久性を向上させる

2つ目の役割は「建物の耐久性を向上させる」というものです。塗装で耐久性が向上する気がしないという方も多いでしょう。しかし、塗装がバリアのように外壁全体を守ることになるため、建物自体の寿命を伸ばす効果に期待ができるのです。

1-3.断熱性や遮熱性の向上

「断熱性や遮熱性の向上」も役割の一つです。外壁塗装で使用する塗料には、耐熱性や遮熱性を向上させる効果が含まれているものも存在しています。耐熱性や遮熱性が向上することで、室内が外気温に影響されにくくなり冷暖房の効きも良くなるため、電気代の節約など省エネにも繋がるのです。

1-4.汚れに対する耐久性の向上

汚れに対する耐久性の向上の効果というのも、外壁塗装の役割となります。汚れに強くなることで、見た目が悪くなりにくくなるのです。美しい状態を少しでも長く維持するためには大切な効果と言えるでしょう。

2-1.建物の寿命を伸ばすことができる

「建物の寿命を伸ばすことができる」というのが1つ目のメリットです。建物は経年で劣化していきます。常に紫外線をはじめ、雨や風などにさらされているため、ダメージを受けやすく劣化しやすいものでもあります。そのため耐久性の向上というのは非常に大きなメリットと言えるでしょう。

寒暖差によるダメージもあるため、ひび割れなどが発生したりもします。そこから雨水が侵入し、劣化速度を加速させてしまう恐れもあるのです。外壁塗装はまさにバリアのような存在のため、ダメージから建物そのものを守る効果があります。

2-2.建物に対する被害を防ぐことができる

カビやシロアリなどの被害から、建物を守ることができるというのもメリットの一つとなります。カビもシロアリも、水分を好むという特徴があるのです。外壁塗装がなかった場合、雨などの水分が建物へ侵入し、そこからカビやシロアリによる被害を生んでしまう恐れがあるでしょう。それらを防いでいるのが外壁塗装なのです。

2-3.快適な室内空間を維持することができる

外壁塗装のメリットとして「快適な室内空間を維持することができる」ということも挙げられます。塗料の効果によって遮熱性や断熱性が向上するため、室内の温度が一定で保たれやすくなるのです。室温は快適な住まいづくりに大きく影響する部分となります。エコにもつながるため、大きなメリットと言えるでしょう。

3-1.アクリル塗料

アクリル塗料は、塗料の中でも特に耐用年数が短いものとなります。そのためこまめに塗り替えをしなければならなくなるでしょう。しかし、コストが低く、発色がいいので見た目のクオリティに関しては定評があります。

3-2.ウレタン塗料

ウレタン塗料は、価格も抑えめでありながら、金属から木材まで幅広い素材に対して塗装が可能というのが魅力的な塗料です。素材に縛られないというのが最大の特徴と言えるでしょう。耐用年数はアクリル塗料よりも2年近く長くなっています。

3-3.シリコン塗料

外壁塗装で使用する最も一般的な塗料と言えるのがシリコン塗料です。多くのメーカーによる塗料が存在している種類とも言えます。耐用年数はウレタン塗料よりも3年近く長くなっています。

3-4.ラジカル塗料

近年とくに人気が高まりつつあるのがラジカル塗料です。とにかく耐用年数が長く、12〜15年が目安となります。費用対効果も高いため、徐々に一般的になっていくでしょう。