騙されないように要注意!屋根の修理でよくある詐欺を解説!

屋根の修理に関して、悲しいことに詐欺が発生してしまうことがあります。専門的な知識がなければ、業者に言われたことをそのまま鵜呑みにしてしまいがちです。実際のケースを踏まえて対策や万が一のときの対処法をあらかじめ把握しておくだけでも安心です。そこで今回は、屋根の修理でよくある詐欺の具体例や対策などについてご紹介します。

1.よくありがちな屋根修理の詐欺

まずは、屋根修理詐欺のよくある手口についてご紹介します。

1-1.やたらと不安を煽る

屋根の修理に関する詐欺の手口として最も代表的なものが、「やたらと不安を煽る」という手法です。普段から何も異変などを感じることなく過ごしているところに突然訪問してきて、いますぐリフォームしなければいけない状態だなどと不安を煽ってきます。専門的な知識がない中で専門的な話を一方的にまくしたてられてしまうと、つい受け入れてしまう方もいらっしゃいます。とくに新築から何十年も経過している場合には信じてしまいがちです。また、点検は無料なのでとにかく一度受けるべきなどと丸め込もうとしてきます。

1-2.契約をとにかく急がせる

屋根の修理は少なからず費用が発生することなので、即決するのは難しい内容です。しかし、契約をとにかく急がせる場合には詐欺を疑いましょう。今日中に契約しないといけないという言い方や、今日契約をしたら割引をしますなどをあらゆる手を使って契約を締結しようとしてくるのです。通常はお客様の気持ちを第一に考えるため、契約をせかすような真似はしません。急かす時点で詐欺の疑いは濃厚となります。

1-3.ありえないほどの値引きをする

ありえないほどの値引きをしてくるケースも詐欺を疑うべきです。たとえば当初は150万円と提示してきた内容に対して、急に80万円にまで割引をしてきたとしたら、通常では考えられません。本来80万円の工事のことを150万円とあえて高額で見せることによって、割安感を演出しようとしている可能性が考えられます。あるいは見積り金額が正確ではなかった可能性もありますし、信用できない相手であることは確かです。根拠のない値引きは詐欺の可能性が高いといえます。

1-4.火災保険を悪用しようとする

火災保険によって無料でリフォームができるとそそのかしてくる業者は詐欺の可能性が考えられます。基本的に火災保険は自然災害を補償するためのものですので、リフォーム業者が適用有無について判断することはできません。近年では上昇傾向にある詐欺の手口です。

 

2.屋根の修理詐欺にあわないための対策

ここからは、屋根の修理詐欺に騙されないための対策について解説します。

2-1.一人では決断しないようにする

どれだけ不安を煽ってきたり契約を急かされたりしたとしても、一人では決断しないようにしましょう。家族あるいは信頼できる友人や知人に相談するといって、必ず持ち帰ることが大切です。第三者からみて問題のない内容であれば安心ですが、疑念が湧くようであれば詐欺として断ることを考えなければなりません。相談するという意思を伝えた時点で嫌がるような素振りを見せたら詐欺の可能性が一気に高まります。

2-2.他の業者にも点検を依頼する

病気におけるセカンドオピニオンと同様に、他の業者にも点検を依頼しましょう。一社の意見だけを鵜呑みにする必要はありません。屋根の状態について他の業者に点検してもらった結果、問題ないようであれば詐欺であることが判明します。万が一他の業者でも同じ結果である場合には、安心しておまかせできます。

2-3.点検した際の写真を確認する

点検結果は口頭ではなんとでもいえます。実際に見た人の言葉を信じるしかなくなってしまうのは一方的で不利な状況です。点検の際の写真を必ず確認するようにしましょう。全体と接写それぞれの写真を確認することで、本当かどうかの判断ができるようになります。

2-4.契約内容はすべてしっかりと書面で残す

口頭での約束はNGです。必ず契約に関する内容は書面で残すようにしましょう。あとで水かけ論になると泥沼ですので、契約で明文化するというのが重要です。

2-5.工事の費用は施工完了後に支払う

工事前に全額支払いを希望する業者は避けましょう。半額であれば一般的な業者にもあることですが、全額というのは通常ではありません。その時点で契約を避けるべきです。

 

3.屋根修理の詐欺にあった場合の対処法

ここからは、実際に屋根の修理被害にあってしまった場合の対処法を解説します。

3-1.クーリングオフを利用する

もしも屋根修理の詐欺にあった場合には、クーリングオフを利用することをおすすめします。契約から8日以内であれば契約を無効にできますので、速やかに対応しましょう。まず、はがきなどで業者に対して通知をします。特定記録郵便のように記録残る方法にすることで、受け取っていないという言い訳を気にせずに済ませられるため、安心です。

3-2.消費者センターに相談する

消費者の味方である消費者センターに相談するのも有効な手段です。クーリングオフをする前に相談に行くことで、今後の流れについてアドバイスしてもらうことが可能となります。

3-3.警察や弁護士に相談する

警察あるいは弁護士に相談するのもおすすめです。警察の場合立件するハードルが高いため、弁護士にまずは連絡するようにしましょう。

4.まとめ

基本的に屋根の修理に関する詐欺の手口はいくつかのパターンに分かれています。事前に対策をしておくことによって、詐欺にあってしまうリスクを限りなく下げることが可能です。また、万が一詐欺にあってしまった場合には、今回ご紹介した方法を参考にしっかりと対処しましょう。

 

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