和室から洋室にリフォームしたい!工事期間の目安と注意点について解説

近年、部屋の中に和室のない物件も増えてきています。畳の場合、湿度の高いじめじめした期間は虫が発生しやすい、どうも古臭いイメージがあるなどが指摘されています。自宅に和室のある方の中には、洋室にリフォームしたいと思う人もいるでしょう。

もし和室から洋室にリフォームする場合、工事にどのくらいの期間がかかるかは気になるところでしょう。この記事では、和室から洋室にリフォームする際の工事期間の目安や、注意点などについて詳しく解説していきます。

1.和室から洋室のリフォームにかかる期間

和室から洋室にリフォームする場合、1日で済むような工事にはなりません。リフォームにかかる期間ですが、全面的にリフォームするのか、部分的な簡易リフォームを希望するかによって、その期間は変わってきます。

1-1.簡潔な工事なら1~2日

たとえば壁紙を洋風なものに貼りかえるだけ、畳などはいじらないような簡易的な工事を希望するのであれば、そんなに期間はかかりません。だいたい1~2日もあれば、十分張り替え工事は完了します。

1-2.フルリフォームになると7~10日ほど

もし全体的に和室から洋室に変更するとなると、期間はさらにかかります。部屋の広さやタイプによってまちまちですが、壁紙を貼りかえて畳からフローリングに変更するとなると、少なく見積もっても7~10日程度はかかると考えてください。結構な期間が必要だと思ったのかもしれませんが、手間がかかるので長期化します。和室から洋室に変更する場合、多くの部位を工事しなければならないからです。

さらに間取りを変更するような大規模リフォームを希望する場合、工事期間は1ヶ月以上見込まないといけない事態も想定できます。また柱や壁など構造上の問題もあるので、物件によっては希望する間取り変更リフォームができない場合もありますので、あらかじめ理解しておきましょう。

1-3.構造が異なる点に注意

和室から洋室にリフォームする場合、いろいろな部分に変更を加える必要が出てくるかもしれません。このため当初想定していた期間よりも長期化してしまうこともあり得ます。たとえば和室の場合、出入り口はふすまや障子というケースが多いでしょう。しかし部屋の中が洋室でふすまや障子だと、アンバランスな感じがするのではないでしょうか。部屋を洋室で統一したければ、ふすまや障子を洋室ならではのドアに変更する必要が出てきます。この場合、工事に2日間程度は必要になってくるでしょう。

また洋室にフルリフォームを希望する場合、収納スペースも変更しなければならないかもしれません。和室の場合押し入れになっているでしょうが、これを洋室に変える場合クローゼットへの変更も考慮しなければなりません。もしクローゼットへの変更を希望するのであれば、部屋のサイズにもよりますが2~4日程度の期間が必要になります。このように部屋だけでなく、付随的な部分もリフォームするとなるとさらに期間が必要になるかもしれません。

 

2.和室から洋室へのリフォーム期間中、仮住まいは必要?

洋室や和室へのリフォームは部分的なものもあれば、間取り変更の伴う大掛かりな工事もあるでしょう。場合によっては工事期間中、仮住まいが必要になるかもしれません。

 

2-1.マンションの場合仮住まいが必要な可能性も

仮住まいが必要かどうかは、工事の規模によってケースバイケースです。マンションでリビングや寝室など、生活に欠かせない空間を工事する場合仮住まいが必要になるかもしれません。居室が1~2つ程度だと、工事期間中、替えのきくスペースがないかもしれないからです。

一方一戸建てでいくつか部屋がある場合、リフォームする部屋が寝室などでも工事期間中ほかのスペースで代用できるのであれば、別に引っ越す必要はないでしょう。しかし間取りそのものを変更する工事を希望するなら、広範囲にわたって施工する形になるでしょう。すると一戸建てでも工事中に住めない可能性もあります。仮住まいを確保する必要があるかどうか、工事を担当する施工業者と十分に話し合っておくといいでしょう。

2-2.仮住まいの探し方

和室から洋室にリフォームする場合、大掛かりな工事でない限り数日から数週間といった期間になるでしょう。そうなると賃貸物件を借りる必要はないかもしれません。そこで選択肢の一つになるのが、ビジネスホテルの利用です。シティホテルなどと比較して宿泊代が割安です。食事の付かない素泊まりを選択すれば、さらに宿泊費用を安くできます。ルームサービスなど部屋の中を従業員が掃除してくれるので、きれいな環境で生活できます。ただし調理設備がないなど、しばらく外食の続くことは理解しておきましょう。

マンスリーやウィークリーマンションを借りるというのもおすすめです。敷金や礼金のような初期費用がかかりませんし、普通のマンションタイプの部屋なので生活に必要な器具はすべてそろっています。身の回りのものだけをもって引っ越しできるので手軽です。しかしマンスリーやウィークリーマンションは基本的には単身世帯向けの物件が多いでしょう。3~4人家族の暮らせるような物件は非常に少ないので、近場で見つけるのに苦労するかもしれません。

2-3.賃貸を借りる方法も

間取り変更などを加える場合、工事期間が1ヶ月以上になる場合も想定されます。この場合、短期賃貸物件を借りることも検討しなければなりません。文字通り短期間限定で賃貸できる物件のことです。マンションやアパートなどの集合住宅だけでなく、地域によっては一戸建て物件もあるかもしれません。

通常の賃貸物件を借りる方法もあります。しかし普通の賃貸の場合、短期間で解約すると違約金を請求される可能性があります。違約金の有無、発生する場合どの程度のコストかは事前に確認しておきたいところです。

3.和室から洋室にリフォーム・期間短縮する方法

和室から洋室にリフォームする場合、数週間から数カ月かかるのが一般的です。部屋の一部のリフォームでも生活に支障をきたす可能性があります。できるだけ工事期間を短縮したければ、いくつか方法があるので紹介します。

3-1.クッションフロアやカーペットへの変更

畳からフローリングに変更するとなると、7~10日程度かかってしまいます。そこでフローリングに貼りかえるのではなく、クッションフロアやカーペットに変更すれば期間を短縮できます。もしクッションフロアやカーペットに取り換えるのであれば、6畳の部屋で1日もあれば施工できる可能性が高いでしょう。かなり期間圧縮できることがお分かりでしょう。

3-2.木目を塗装でカムフラージュする

どうしても木目の柱や天井があると、和のテイストが出てきてしまいます。そこで通常は壁紙を貼り付けることで、洋室のエッセンスに変更します。しかし壁紙ではなく、塗装で木目の感じを隠すことで工事期間を短期化できるでしょう。塗装する際には木目の部分を白く塗り替えることで、洋風なテイストになります。もし腕に自信があれば、DIYで行うと期間も費用も圧縮できます。

4.まとめ

和室から洋室に変更する場合、いろいろな個所をリフォームしなければなりません。このため、フルリフォームするとなると7~10日程度の期間が必要になります。もし大掛かりな工事になると、どこか工事期間中仮住まいを確保しなければならないので早めに準備しておきましょう。

神奈川県藤沢市にある「株式会社しろくま」は、増改築や各種リフォームを承っております。これまでの豊富な経験を生かして、お客様の要望通りの工事を手掛けてまいります。和室から洋室への変更を検討しているのであれば、お気軽にお問い合わせください。

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