カバー工法がドアや窓サッシのリフォームで大人気!人気の秘密を解説!

 

マイホームも時間の経過でさまざまな箇所が経年劣化してきます。とくに使用頻度が高い箇所は経年劣化と使用による摩耗が生じ、新築当時に比べると機能が低下することもあるでしょう。家の顔ともいえる入り口ドアや、常に外気に触れている窓は、見た目以上に傷みが進みます。そのような、ドアや窓のリフォームで注目を集めているのが「カバー工法」です。本記事では話題のカバー工法を詳しく紹介します。

 

1.話題のカバー工法とは

築年数を経て、毎日使ってきた窓やドアなどは使用頻度が高く、外気に接しているため、劣化する速度も早くなります。また、すきま風やガタツキ、鍵の不調などさまざまな問題も発生してきます。そのような窓やドアの修理方法で、最近、話題になっているのが「カバー工法」です。

 

1-1.工事の内容

カバー工法は、もともとあるドアや窓枠の上から新しい枠を被せ、新しいドアや、新しい窓を取り付けるリフォーム方法です。もとの枠を取り外すことなく、ドア枠や窓枠まわりの壁や床の工事をおこなわないまま、ドアや窓を新しくできます。新しいドアや窓が付き、見た目がキレイになり、機能性も向上することが多くなります。

 

1-2.カバー工法はマンション工事で人気

カバー工法は、修理が簡単にできないマンションで高い人気です。築年数が経過したマンションのドアや窓のリフォームとして多く採用されています。すでに埋め込まれている枠組みを利用することで、コンクリートなどの壁を壊すこともなく、タイルや外壁工事の必要もなく、リフォーム工事は簡単です。また、工事が大掛かりになる、マンションの玄関ドア交換も、手軽なリフォームへと変わっています。

 

2.カバー工法のメリット

最近人気のカバー工法だけにメリットがあります。メリットを知れば、自分も採り入れたいと納得できるものばかりです。この章ではカバー工法のメリットを紹介します。

 

2-1.費用が安く済む

カバー工法は既存のドアやサッシをそのまま活かして、新しいドアやサッシを取り付けるため、工事費用が最低限で済む点が大きなメリットです。機能性が上がり、デザインもモダンになって、費用が抑えられることは大変嬉しいことです。

 

2-2.工事期間が短い

従来の工法では玄関ドア枠の取り外しと取り付けだけでも、コンクリート壁を一部壊し、また埋めなおす工事もあり、かなりの時間がかかることもありました。カバー工法は壁や床をそのまま残してリフォームするので、早ければ半日程度で工事が完了します。ドアサッシは室内から施工することも可能で、工期が短いうえに工事自体も大掛かりになりません。カバー工法は騒音も小さく、取り付け後はドアや窓がスムーズに開閉できるようになります。

 

2-3.最新機能のドアや窓が取り付けられる

侵入盗予防が叫ばれている時期だけに、玄関ドアや窓のサッシを防犯効果が高いものに取り換えるきっかけになります。従来の取り換え工事よりも工事費用が安く済む分、浮いた費用で防犯効果が高いものを取り付けましょう。取り付け費用を抑えて、最新の防犯機能が備わったドアや窓に取り換え、侵入盗が簡単に侵入しにくくなります。

 

3.カバー工法のデメリット

メリットの多いカバー工法ですが、デメリットがないわけではありません。デメリットはすべての施工現場で見られるわけではありませんが、発生する可能性が高いデメリットについて解説します。

 

3-1.ドアが小さくなる

カバー工法のデメリットは、それまであった既存の枠組みに被せるようにして、新しいドアの枠組みを装着するため、従来のドアよりも若干小さくなる点です。一般的には幅で約5cm、高さで約3cm小さくなります。とくに幅については車椅子で通る時に狭くなったと感じることもあるようです。また、高身長の方は入り口上部が気になることもあります。

 

3-2.窓のガラスの面積が小さくなる

カバー工法でガラス窓を工事した場合、窓の面積は小さくなってしまうことがあります。既存の窓枠のサッシに新しいサッシを被せるので、サッシ部分の面積が増えて、窓のガラス部分が小さくなってしまいます。

もともと大きな窓であればそれほど気にはならないようですが、小さな窓は採光に影響が出ることもあり、事前に減少する部分をよく確認しておきましょう。

 

3-3.マンションの窓枠はカバー工法が採用できないケースも

マンションの窓枠は共用部分にあたり、基本的には、自己判断で勝手に交換やリフォームをすることはできません。管理規約によって交換・リフォーム範囲や方法などが定められています。マンションの窓枠の交換やリフォームは、規約の内容に準じておこなうことになります。そもそも、窓枠の工事が自由にできないだけに、カバー工法も採り入れることはできません。マンションで窓枠リフォームをおこなう場合は、事前に管理規約を確認し、許可を得た上で施工することが必要になります。

 

4.まとめ

リフォームで話題のカバー工法について、工事内容やメリット、デメリットを紹介しました。費用も抑えられ、短期工事で済み、ドアや窓が新しくなるカバー工法は、今あるものを大切にするSDGsの時代に合っている工法です。

 

「株式会社しろくま」は、建築・増改築や各種リフォームに、補修なども承ります。豊富な経験と専門知識に、確かな技術と柔軟な対応力を活かし、お客様の多種多様なご要望やニーズにお応えします。ぜひ一度、ご相談ください。

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