外壁リフォームのサイディングの特徴は?メリットと合わせて解説!

外壁リフォームを考えている時に悩むこととして、どのような外壁にするかという点があるでしょう。実際に工事を考えている時には種類も多くあり、かつどのようなものがあっているのかがわかりにくくなっているかもしれません。そこで今回は、外壁リフォームに使われるサイディングについて解説します。

 

1.外壁リフォームのサイディングとは?メリットは?

外壁に使われる素材はサイディングの他にもモルタル、タイル張りなどがあります。モルタルはセメントと砂を混ぜたものに水分を混ぜこんだものを塗装する方法です。モルタルには工期がかかったりメンテナンスに手間がかかったりしますが、比較的メンテナンスが少なく済むためにサイディングが利用されることが最近は多くなっています。サイディングとは一定の大きさに成形されたパネルを指します。そのパネルを貼り付けることで外壁工事に使うのです。サイディングを利用するメリットとしては以下があります。

 

1-1.工期が短い

サイディングのメリットとしては、まずは工期が短くなることがあげられます。モルタルやタイル張りの場合は素材を乾かす工程なども発生するためにどうしても工期には時間がかかります。一方でサイディング張りの場合は、すでに完成しているパネルを張り付けるだけになるので工期は大幅に短縮が可能です。

 

1-2.デザインが豊富

他のメリットとしてはデザインが豊富であることがあげられます。他の方法ではデザインは限られてしまいますが、木目調やレンガ調のものなどお好みに合わせたデザインの外壁を用意できます。

 

1-3.安価に工事が出来る

他のサイディングのメリットとしては安価に工事できます。工程数も少なく済む上に元々のタイルも安価に大量生産されているので他の工法に比べて安価にできます。

 

2. サイディングのデメリットはどのようなことがある?

サイディングを使うことにももちろんデメリットはあります。デメリットについても紹介します。

 

2-1.メンテナンスが必要

サイディングは広く普及しており、かつ耐用年数は20年以上と言われていますが、使用期間中にもメンテナンスは必要です。パネルを貼り付けていますので、その接着に使用したコーキング材の劣化は避けられません。劣化が進むと一部に穴が空いてしまい、そこから雨漏りや害虫が入ってしまうといった悪影響を及ぼしかねません。そのためにおおよそ10年以内までには補修工事などが必要になります。

 

2-2.外壁につなぎ目ができる

サイディングはパネルをつなぎ合わせるという方式の関係上どうしてもつなぎ目は生まれてしまいます。工法上致し方なく、気になる方はいるでしょうが、比較的つなぎ目が目立ちにくいものを選ぶと良いでしょう。

 

3.サイディングの素材による違いは?

サイディングの素材には4種類あります。それぞれに耐久性や費用などさまざまな違いがありますのでそれらの違いを解説して行きます。サイディングの種類には窯業系(ようぎょうけい)、木質系、樹脂系、金属系の種類がありますのでそれらについて説明しましょう。

 

3-1.窯業系サイディング

まずは窯業系サイディングです。窯業系サイディングとはセメントや木材繊維を成形しボード状にし、高温・高圧で固めたものが窯業系サイディングとなります。セメントなどを使用しているので比較的重量は重たくなりやすいものですが、レンガ調や石積み調などデザインに幅を持たせられますので、お好みのものを選びやすいでしょう。他にも耐火性にも優れていますが、なおかつ安価に抑えられるものです。良い特徴をもっていながら安価なため、日本のサイディングの過半数がこの窯業系サイディングが占めています。窯業系サイディングのデメリットとしてはコーディングのメンテナンスが定期的に必要になることです。蓄熱性が高いために夏場には室内が暑くなりやすいという特徴もあります。

 

3-2.木質系サイディング

続いては木質系のサイディングになります。こちらのサイディングは天然の木材を加工してパネル状にしたものであり、実際の木材にしか出せない温もりを出せることが一番の特徴の材質です。天然の木材になるのでそれぞれ若干異なるデザインになり、なおかつ高級感のあるデザインにできることが特徴です。しかしながら実際に天然の木材を使用している関係上、他の材質に比べると耐久性が脆く、こまめなメンテナンスが必要であり、さらに費用も高価になりやすいといったデメリットがあります。

 

3-3.樹脂系サイディング

樹脂系のサイディングですが、こちらは日本での普及はそこまで進んでいないものになります。日本ではあまり使用されていませんが、北米ではこちらのサイディングが使用されることが多いでしょう。塩化ビニルから出来ているこちらのサイディングは、他のサイディングに比べてメンテナンスが少なく済むことが特徴となっています。寒さやひび割れが起きにくいので長期間使用できますが、そもそも取り扱っている業者が少ないという現状です。

 

3-4.金属系サイディング

最後に紹介するのは金属系のサイディングです。こちらは窯業系サイディングに次いで日本でよく使用されています。アルミやステンレスのほかに鋼板を加工したもので、軽量かつ丈夫です。裏打ち材によっては断熱性、防音性を高めることもできますので要望に沿った形の室内を実現できます。元々は金属で出来ていますので錆びてしまう可能性があるため、そちらのメンテナンスは必要になりますが、それを除くと長期間使用できるものとなっていますのでリフォームで利用されることも多いでしょう。

 

4.まとめ

今回は外壁リフォームに使われる事の多いサイディングについて解説しました。近年では外壁にはタイル張りやモルタルよりももっぱらサイディングを利用することが少なくありません。サイディングではデザインの幅も効きやすく、安価で簡単にできるのでサイディングを選択される方が多いでしょう。「株式会社しろくま」では豊富な経験を元に外壁工事に最適な工法、資材を使っております。外壁のリフォームを考えている方は、ぜひお気軽にご連絡ください。

 

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