トイレのリフォームをお考えの方は、チラシなどで「内装込み」のトイレリフォームのプランを見かけたことがあるのではないでしょうか。安く済ませたいから便器だけ交換したいのに、不要なリフォームを進められているようで怖い、などとお考えの方もいるはずです。そこで、リフォーム会社がトイレのリフォームで「内装込み」をすすめる理由を5つ紹介します。
1.「内装込み」のトイレのリフォームとは？
トイレのリフォームというと、便座や便器そのものを交換することをイメージする人が多いかもしれません。ところがリフォーム会社では、「内装込み」のトイレリフォームをおすすめしています。チラシでも「内装工事コミコミパック」「内装工事付きプラン」などと見かけたことがある人も多いのではないでしょうか。これは、トイレの便座や便器の交換だけでなく、トイレの内装のリフォームも込みにしてお得な価格を打ち出しているものです。
ただし「内装込み」のプランをおすすめされても、「内装はまだきれいだからしなくてもいい」「必要ない工事まですすめられているのではないか」などと思ってしまいがちです。もちろん内装を込みにせず便器や便座の交換だけの方が、リフォーム費用は抑えられます。そして見た目には壁や床はリフォームしなくてもきれいに見えるので、内装リフォームは不要だと思いがちです。ところがトイレのリフォームをするなら「内装込み」がおすすめです。その理由を次から詳しくお話していきます。
2.トイレの内装リフォームの内容
トイレの内装リフォームとは、具体的にはどの部分を指すのでしょうか。トイレの内装とは、一般的にはトイレの壁や床、天井のことを指します。さらにタオルかけやトイレットペーパーホルダー、手洗い、収納棚なども内装に含まれます。
ただし注意したいのが、リフォーム会社によって「内装込み」とうたっていてもその内容は統一されていない点です。たとえば、「内装込み」で商品代・工事費・消費税などが全て込みの場合もあれば、既存の便器の取り外しや処分代などを別途請求される場合もあります。「内装込み」を希望する場合、何が含まれるのかを確認する必要があるでしょう。
3.トイレのリフォームの際に「内装込み」がおすすめの5つの理由
ここからは、トイレのリフォームをする際に「内装込み」にした方がいい理由を紹介していきます。
3-1.きれいに見えて案外汚れている内装
トイレのリフォームを検討している人の多くは、便器のみ交換すれば内装はまだきれいだから不要だと思いがちです。ところが、便器の交換が必要だということは、内装も同じだけ経年による汚れや劣化があると考えられるのです。
たとえば壁紙は、窓から差し込む光や照明による日焼け、尿の飛びはねや手垢による汚れなどで、気づかないうちに変色していたり汚れていたりします。さらに便器を外した時に、床にカビや汚れがついてしまっていることも多々あります。新しい便器を設置すれば見えなくなるかというと、便器は各社・各タイプで横幅や高さなど形が異なります。そのため、新しい便器で床の汚れが隠せない場合も多いのです。
3-2.内装も一緒にリフォームした方がお得
便器の交換とは別に後日内装だけリフォームするとなると、工事費用が2回分かかってしまうことになります。たとえばトイレの床の張り替えだけ後日別途で行うとなると、床を張り替えるためには便器を一度取り外さなければなりません。その際にトイレを外して再度設置する「トイレ設置費」がかかってしまうのです。便器の交換を考えているなら、内装も一緒にリフォームした方が価格の面でお得に済ませられます。
3-3.内装も一緒にリフォームした方が時間の節約になる
便器の交換と内装のリフォームを別の機会に行うとなると、業者選びや見積もりの依頼などを2回しないといけません。また、工事中はトイレが使えないなどの不便もありますが、それも2回経験することになります。それよりも、一度で済ませた方が時間の節約となるでしょう。便器の交換と同時に床の張り替えも行えば、古い便器を取り外して床を張り直し、新しい便器を設置する流れでスムーズに便器と床のリフォームが完了します。
3-4.仕上がりがきれい
便器をそのままに壁や床を張り替えるには、便器の周囲やタンクの裏側などを避けて床材や壁紙に切り目を入れなければなりません。それよりも一度便器を取り外した状態で壁や床を張り替えて、新しい便器を設置した方が内装のリフォームがきれいに仕上がります。
3-5.統一感が出せる
トイレをおしゃれな空間にするには、便器と床、壁紙の色のコーディネートが重要です。便器だけ、内装だけのリフォームでは、ちぐはぐなインテリアになってしまう恐れもあります。最近では、白一辺倒だった便器も、黒やブラウン、グレーなどおしゃれなカラーが近年増えてきました。便器と内装のリフォームを同時にすることで、打ち合わせの段階からトータルコーディネートをしておしゃれな空間に仕上げられます。
4.まとめ
トイレのリフォームをするのに内装も一緒にすすめられるのは、不要な工事まで追加しようとしているのではなく時間や費用の節約になる、仕上がりがきれいになる、統一感が出るなどのメリットが多いからです。ただし、便器単体のリフォームよりも費用はかかります。リフォーム会社各社が「内装込み」のプランを打ち出しているので、内容をよく確認して検討するのがおすすめです。
神奈川県藤沢市の「株式会社しろくま」は、戸建て住宅の増改築や水回り工事、エクステリア工事などの総合リフォームを承っております。トイレのリフォームもお任せください。内装も同時にリフォームした方がいいか、内装の状態を見極めお客様の意向を十分ヒアリングして最適な方法をご提案いたします。トイレのリフォームをお考えの方は、まずはお気軽にお問い合わせください。
