リフォームで壁を変える!撤去から設置までの全ガイド

快適で暮らしやすい家づくりがしたいとお考えの方の中には、壁のリフォームを検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、壁のリフォームの種類とそれぞれの特徴、リフォーム計画前の壁設置の要チェックポイントについてご紹介します。

□壁のリフォームの種類とそれぞれの特徴

壁のリフォームにはいくつかの種類があります。
まずは代表的なリフォーム方法を紹介し、それぞれの予算や工期についても触れていきましょう。

1.壁を撤去するリフォーム

このリフォームは、リビングと和室などの間にある壁を取り払って一部屋を広くするか、使わなくなった子ども部屋などの壁を取り払って新しいスペースを作るために行われます。
例えば、6帖の部屋同士をつなげる場合の費用は、壁の撤去自体が約5万円であり、床の整備やクロスの張替えなども含めると30万円前後が一般的です。
また、電気工事や天井と床の高さの調整が必要な場合には、追加で10~30万円程度かかることもあります。
工期はおおよそ5日~1週間ほどです。

2.壁を新たに設置するリフォーム

一つの部屋を二つに仕切るために、新たに壁を設置するリフォームもあります。
子ども部屋が必要になった場合や、夫婦の寝室を分けたい場合などに利用されます。
このリフォームの相場は12~36万円程度で、電気工事や天井・床の高さの調整が必要な場合には追加費用が発生します。
工期は大体4~6日ほどです。

3.壁のクロス貼り替えリフォーム

壁のクロスを張り替えるだけのリフォームも一般的です。
日焼けや傷、汚れが気になる場合や、部屋の雰囲気を変えたいときに適しています。
6帖の部屋の場合、クロスの張り替えにかかる予算は8~20万円程度です。
工期は最短で1日で完了することもありますが、壁の形状や範囲によっては2~3日かかることもあります。
最近では、クロスだけでなく珪藻土や漆喰などの塗り替えも人気があります。

□リフォーム計画前の壁設置の要チェックポイント

部屋に新たな壁を設けるリフォームを検討する際には、以下のポイントを確認することが重要です。
これらの事柄を把握することで、工事の実行可能性や追加費用の見積もりについて正確な情報を得られます。

1.住宅性能の確認

新しい壁を作る目的によっては、防音性や防火性などの住宅性能が求められる場合があります。
プライバシーを確保するためには、これらの要素が重要です。
したがって、新しい壁を作る前に、住宅性能が適切であるかを確認しましょう。

2.ドアや窓の設置

部屋に新しい壁を設ける場合、ドアや窓の設置も考慮する必要があります。
個室を作るならば、適切な扉の設置が必要です。
また、窓を設置することで、通風や日当たりの向上が期待できます。
ただし、これらの追加設備は費用がかかるため、予算内で計画を進めることが重要です。

3.電気配線の確認

新しい壁を作ることで電気配線の調整が必要になる場合があります。
照明や換気扇、コンセントの配置を考慮し、必要な工事があれば計画に組み込みましょう。
特にエアコンの移動や増設は、電気配線工事が不可欠です。
これに伴う追加費用も見積もりに含めてください。

4.マンションの場合の規約確認

マンションでの壁の新設に際しては、管理規約を確認することが必要です。
リフォーム工事に関する制限や禁止事項が明記されている可能性があります。
また、原状回復が求められる場合もあるため、事前に規約を確認し、必要であれば管理会社やオーナーに相談してください。

□まとめ

壁のリフォームの種類には、壁を撤去、設置、クロスを張り替えるリフォームがあります。
また、リフォーム計画前には、住宅性能の確認、ドアや窓の設置、電気配線の確認、マンションの場合の規約確認を行うことが大切です。
本記事が壁のリフォームの参考になれば幸いです。

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